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“Greatness is Already There !”

  •  John Adair

リーダーシップの世界的権威

リーダーシップの世界的権威であり、初めてリーダーシップ学という分野で英国サリー大学にて教鞭を取られたジョン・アデア先生。
その思想をここにご紹介いたします。

ジョン・アデア先生の最大の功績は、はるか昔から主流であった「リーダーシップは生まれながらの資質であり先天的なもの」という“リーダー偉人説”に対し、「リーダーシップは後天的なものである」と主張し、これまでの常識を覆したことにあります。

その研究は、機能によるリーダーシップ(Functional Leadership)、すなわちリーダーの行為行動に着眼したもので、「リーダーは何であるか」に対し「リーダーは何をするか」を説いたものである。
すなわちそれが彼のリーダーシップモデル“Action centred Leadership”である。

Action Centred Leadership  - Three Circle

リーダーの責務は「Task」「Team」「Individual」に働きかけることである。

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個人にも欲求があるように、チームにも欲求が存在する。
リーダーは常にこの3つの欲求、すなわち「Task」「Team」「Individual」を考えて行動しなければならない。

Task:仕事を達成させること
Team:チームを団結し、保守をすること
Individual:個々人の成長を促進させること

アデアはこの3つの視点・対象のことを“スリーサークル(three circle)”と呼ぶ。

7 Core Functions

アデアの提唱するリーダーシップ機能(Functional Leadership)とは、リーダーが3つの対象に対して働きかける行為・行動のことである。
すなわちリーダーが発揮する具体的なリーダーシップ行動と呼ぶこともできる。

主要な機能は11つあり、そのうち最も基本的な7つを“7 Core Functions”と呼んでいる。

【11 Functions と 7 Core Functions】
1. Defining the Task “タスクを明確にする
2. Plannig “計画する”
 (Briefing) “要約する
 (Informing) “知らせる”
3. Controlling “統制する”
 (Organising) “組織化する”
4. Evaluating “評価する”
5. Supporting “支援する”
6. Motivating “動機付けする”
7. Set an Example “模範となる”
 (Reviewing) “振り返る”


リーダーは、「Task」「Team」「Individual」それぞれに、7つの機能を使って働きかけ、段階や状況を見極めながら「Task」「Team」「Individual」のニーズが常に満たされるように仕掛けていかなければならない。
これがリーダーの責務である。

リーダーシップ 3つのレベル

7 Core Functionsはリーダーの基本的な機能ではあるが、リーダーの組織の立ち位置によって発揮するリーダーシップは変化する。例えば、会社のトップはより戦略的思考が必要であろうし、いくつかの部門を束ねるグループリーダーは、より組織運営に特化したリーダーシップが必要であるという違いである。

これらには3つのレベルがある。
① “戦略レベル” : 組織単位、事業全般または組織全体を率いるレベル
② “オペレーショナルレベル” : 部門単位、複数のチームで構成された部門の運営レベル
③ “チームレベル” : 課単位、5~20人のメンバーから成る、基本的なリーダーシップ機能

【Leadership Three Levels】
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リーダーシップがどのレベルで行使されようと、アデアのモデルは変わらない。
3つの対象(Task、Team、Individual)に対し、機能を行使する。

戦略レベルと運営レベルのリーダーシップ機能


3つのレベルのうち、チームレベルのリーダーが行使する機能は前述した7 Core Functionsである。この7 Core Functionsは、リーダーシップの基礎である。

そして運営レベル(Operational Level)と戦略レベル(Strategy Level)でのCore Functionsも存在する。

【Strategy Functions】

1. Strategy & Vision “戦略とビジョンを創る”
2. Provide Direction “方向性を準備する”
3. Organize “組織立てる (含 再編)”
4. Release Spirit “(会社)精神を解き放つ”
5. Relate Organisation “組織間を関連付ける”
6. Make it Happen “何かを起こす”
7. Choose Leaders “リーダーを選ぶ”

【Operational Functions】

1.Interpreting “翻訳する”
2.Informing “伝える”
3.Initiating “着手する”
4.Implementing “実行する”
5.Networking “情報網化する”
6.Influencing “感化する”
7.Succession Planning “後継者を育成する”

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John Adair’s Profile

ジョン・アデア(1934年生)は、英国王立陸軍士官学校(The Royal military Academy Sandhurst = RMAS)でFunctional Leadershipを構築した後、英国産業界の要請を受けビジネス界でも使用できるリーダーシップ=Action Centered leadership(ACL)へと進化発展させました。

40年経つ現在においてもはやり廃りでない風雪に耐えた考えとして、英国王立陸軍士官学校ならびに英国政府・世界の大学(MBA)にてリーダーシップエッセンシャルとして教えられています。

略歴:
オックスフォード大学(芸術)、ケンブリッジ大学(文学)、ロンドン大学(キングスカレッジ)で博士号取得。現在、英国サリー大学の教授。

80歳を越えながら現役で、国連スタッフ大学(イタリア)や中国浦東MBA大学名誉教授等で、リーダーシップ開発の指導をされています。
2012年 国際リーダーシップ協会(米国)より「Life Time Award」を受賞。

出版書籍は47冊を越え、Leadership能力開発プログラムは欧米を中心に、世界で200万人以上が参加しています。

アデア先生の書籍より抜粋






リーダーシップ
それは人間に偉大なもの(=能力・才能)を授けることではなく、
すでにその人間が持っている偉大なものを引き出すことこそが
リーダーシップの真の努めである


・・・


マネジャーは任命してなることはできても
その任命を一緒に働く人達が
心から受け入れるまではリーダーではない



英国 超一級リーダーシップの教科書


ジョン・アデア先生のリーダーシップ日本語版書籍が2015年3月20日に発売!

英国 超一級リーダーシップの教科書
マネージメントにもっとも必要な能力をどう身につけるか
『原書:Develop your Leadership skills』

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“優れたリーダー、もしくは、正しい行ないをするリーダー”になりたい人むけの、英国発で万人に通ずるリーダーシップを身につけるためのガイドブック(指南書)。
リーダーに不可欠な資質・特性、組織・チームからの要請に応えるための役割の把握、スキルの高め方、成長のための啓発、などを豊富な体験・事例と実践的な方法論とで述べる。
混迷の時代に事業・ビジネスで苦闘するリーダーに必ず役立つ本。

世界中の100万人を超えるマネージャーたちが受講したプログラムの真髄を公開!

▶ リーダーへの旅 目次

第1章 リーダーが持つ優れた品格とは
第2章 リーダーにとっての知識とは
第3章 リーダーに求められる行動とは
第4章 具体的なリーダーシップ・ファンクションとは
第5章 どのように自分を磨くか
第6章 戦略レベルのリーダーシップ
第7章 次のリーダーをどのように育てるか


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